NPO法人キャンサーネットジャパン > Articles by: アシスタント用

2024年度CNJがんナビゲーター認定試験8月13日より申込開始!

CNJ Presents ゴールドリボンナイター2024

開催報告

今年も、下記の通り、「CNJ Presents ゴールドリボンナイター2024」を開催することができました。

日時: 2024年9月7日(土)
    17:20- セレモニー(花束贈呈、エスコートキッズ、始球式)、18:00- 試合開始
場所: 明治神宮野球場
試合: ヤクルト球団主催試合 東京ヤクルトスワローズ×阪神タイガース戦

小児がんサバイバーときょうだい児、ご家族55名を招待し、来場された一般の方々に小児がんのことについて関心を持ってもらえるように、始球式、花束贈呈などのセレモニーを行いました。試合の様子は、フジテレビoneで生中継されました。

球場のスワローズ側入場口では、先着4,000名の方に選手が着用するものと同じ「ゴールドリストバンド」を、先着15,000名の方にオリジナルうちわをプレゼントしました。

キャンサーネットジャパンは、小児がん啓発のグッズの販売や小児がん支援の募金活動を行い、多くの方から温かいご支援をいただきました。ありがとうございました。

グッズ売上額: 179,400円
募金額: 554,544円

ご招待した小児がんサバイバーやご家族からいただいたご感想を一部ご紹介します。

・子ども達が喜んでキラキラしていました
・沢山の方が募金をしてくださっている様子を見て、とても胸が熱くなりました
・治療で長期にわたる入院生活を乗り越えた後に、なかなか味わうことのできない体験をすることができました
・子どもが、帰り道に今日の気持ちを忘れないように何かに書いて残しておきたいと話していました
・選手が優しい声をかけてくれたので、楽しい経験になりました
・治療頑張って良かった!
・現在も晩期合併症に悩まされ、今後もたくさんの壁を乗り越えて行かなければならない運命ですが、その時その時で最善を尽くしていこう、そう改めて思う機会を頂きました。
・私もゴールドリボンの普及に尽力していきたいです
・今回始球式をしたお兄さんをみて「同じ小児がんであんなに早く投げれるんだ!かっこいい!」と言っていました

 

背景

9月は「世界小児がん啓発月間」です。
日本ではGlobal Gold September Campaign(世界小児がん啓発キャンペーン)として、2021年より全国の小児がん支援団体等により各地のタワーや城などをゴールドにライトアップする活動が行われています。

小児がんとは、0歳から15歳以下の子供が罹患するがんの総称です。日本では年間約2,500人が「小児がん」と診断されていますが、近年は小児がんの中でも特に造血器腫瘍は治療が向上して8割が治るようになりました。しかしながら、悪性脳腫瘍など治療成績の向上が待たれている病気もあり、いまだ2割の約500人の子供たちは亡くなっていく現実があります。
また、がんは治っても、成長期に治療を受けた子供達は、その後に様々な後遺症を抱えつつ社会で生活をしていくことになります。そのような彼等への社会の理解と支援は決して十分ではありません。

今年は来場者へ「うちわ」を15000枚配布予定です。これには、脳腫瘍の子供達が(保険適用になっていない)遺伝子検査を受けることができるように協力を求めるメッセージを添えています。是非、ご協力をお願いいたします。

下記サイトでは、小児がんに関する情報やセミナーの動画、疾患に関係する冊子などを掲載しています。
小児がんについて

開催のご支援について

今年は、ゴールドリボンナイター開催のために、開催費用の一部をクラウドファンディング「小児がんの子供たちに、プロ野球観戦を楽しむ体験を届けたい!」(2024年2月1日~4月30日まで)にて募りました。
小児がんの子供たちとご家族をプロ野球観戦にご招待したいという私たちの思いに130人もの方々がご賛同くださり、ご支援をいただきました。おかげさまで、200万円の目標額を達成し、さらには、ネクストゴールの250万円を達成することができました。ご支援くださったみなさま、ありがとうございました。

過去のゴールドリボンナイター

2022年9月13日に、小児がんのことを広く知ってもらうために、そして小児がん治療中の子供達やサバイバー達を応援するために、ヤクルト球団主催で、「ゴールドリボンナイター」を初めて開催いたしました。翌年の2023年9月2日にも、ヤクルト球団主催で「ゴールドリボンナイター2023」を開催しました。

2022年のゴールドリボンナイター概要
2022年の当日の様子(メイキングビデオ)

2023年のゴールドリボンナイター概要

医療者のためのグリーフサポート講座

2022年5月に一般社団法人リヴオンと共催で行った「医療従事者向け グリーフケアプレ講座~今、死別を経験する人たちに、医療者ができること」の本講座が開講いたしました。


本講座の詳細は、下記をご覧ください。
https://www.live-on.me/healthcare-professionals-course/

■ お試し講座 オンライン

 

2024年5月20日(月)19:00-21:30
定員:なし
受講料:4,500円(税込)

プログラム:
基礎講座の凝縮版になります。
グリーフについて広く伝え広めてきた尾角より「グリーフの基礎を学ぶ」と「医療従事者ができるグリーフサポート」に関する講義と、緩和ケアの現場から、医師である岩瀬より「私が医療者にグリーフを考えてほしい訳」と題してメッセージをお届けします。

2022年のプレ講座、もしくは上記「お試し講座」を受講された方は、その後の「基礎講座」を、さらに「基礎講座」を修了された方は「臨床実践講座」をご受講いただけます。


■ 基礎講座 オンライン

日程: 時間は全て19:00-21:00
第1講 6月17日(月)「グリーフの基礎」
第2講 7月17日(水)「自分自身を知るセルフケア」
第3講 8月21日(水)「医療現場でできるサポート」

プログラム:グリーフとはそもそもそのようなもので、喪失から生まれる影響、反応にはどのようなものがあるのか。またそのプロセスや個別性の理解を深めます。他者のグリーフを支えるために、土台となるのは自分自身であることから、自分を知ること、セルフケアを大事にした学びをお届けします。最終的にこの講座が終わったあと、現場に何を持ち帰れるのか。実践的なサポートの手がかりが得られるような内容になっています。

基礎講座は修了レポートを提出いただくことで、修了証を発行いたします。欠席された回も動画で学ぶことができます。

受講料:通常価格 45,000円/人(税込)
団体・学生割引 40,000円/人(税込)
グリーフケア基礎講座(オンライン/オンデマンド)受講者 40,000円/人(税込)
申込締切: 2024年6月12日 正午

※団体割引は2名以上の方がお誘い合わせの上
お申し込みいただいた場合、適用されます。

定員:なし

※基礎講座は、2022年「プレ講座」または、本年の「お試し講座」を受講いただいた方のみがご受講いただけます。

■ 臨床実践講座 東京現地開催

日程: 時間は全て10:00-17:00
第1講 10月26日(土)「聴くと対話を学ぶ」
第2講 11月30日(土)「臨床でのケア・サポートの実践を生み出す」
第3講 2025年1月25日(土)「医療者からつながるグリーフサポート」

プログラム:実践的なロールプレイの学びを通じて「聴く」と「対話」について学んでいきます。臨床においてグリーフケア・サポートを実践するために何が必要か、すでに実践を積み重ねてきた経験や、海外の実践事例などにも学び、受講者自身の実践を探求していきます。最終講は公開型の学習発表の場として開きます。グリーフサポートが当たり前にある社会を共につくっていく医療者以外の人たちとのつながりを育む機会です。

臨床実践講座は、全回出席と修了のための課題を提出いただくことで、修了証を発行いたします。

定員:15名(定員を超える申込みがあった場合には抽選となります)
受講料:69,000円/人(税込)
申込締切:2024年10月5日正午 ← 締切を延長いたしました!

※会場はお申し込みいただいた方にお知らせをします。
※基礎講座を修了いただいた方が、臨床実践講座をご受講いただけます。

◆ 私たち講座をつくっています

中井 美穂(なかい みほ)
(アナウンサー/CNJ理事)
元フジテレビアナウンサー。「プロ野球ニュース」など多くの番組に出演。フジテレビ退社後、97 年から「世界陸上」のメインキャスターを務める他、映画・演劇関連の司会など幅広く活躍。 2018年NPO 法人キャンサーネットジャパン理事に就任。グリーフケア関連含め市民公開講座の司会などの活動をしている。本講座では全体の司会、ファシリテーションを務める。

岩瀬 哲(いわせ さとる)
(埼玉医科大学病院 緩和医療科 教授/ CNJ 理事長)
1994年埼玉医科大学卒業。埼玉医大総合医療センター第一外科、東大病院緩和ケア診療部、東大医科研病院緩和医療科を経て、2017年10月より現職。緩和医療学、地域医療学が専門。元ボクサー。座右の書は「葉隠聞書」。 JAZZはダラー・ブラントの「アフリカン・ピアノ」。リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」に影響を受け「進化医学」も標榜している。2018年4月より埼玉医大病院救急科兼担教授となり、2025年問題に取り組んでいる。

今井 洋介(いまい ようすけ)
(長岡西病院 ビハーラ病棟 緩和ケア科部長/日本仏教看護・ビハーラ学会会長)
1967年生まれ。医師・医学博士。新潟県立がんセンター新潟病院 内科部長。91年より新潟大学医学部よろず医療研究会主催。「癒しのネットワーク」出版。「患者の視点で、全ての医学を平等に選択できる診療所」を理想とし、よろず医療相談所を試みる。血液悪性腫瘍を中心に、化学療法、造血幹細胞移植、分子標的療法が効きそうな病気全てを診療。再発防止のため、よろず医療ネットワークを頼りにしている。

尾角 光美(おかく てるみ)
(一般社団法人リヴオン 代表理事/国際比較社会政策学修士)
19歳で母を自殺により亡くし、2006年から全国の自治体、寺院、学校などで講演に呼ばれ、2009年リヴオンを立ち上げる。母の日プロジェクト、遺児支援、僧侶や医療者の研修や教育、小学校から大学までの「いのちの授業」など、活動を広げてきた。「グリーフケア・サポートが当たり前にある社会の実現」を目指し、活動している。近著に『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)。平成28年度 厚労科研「小児死亡事例に関する登録・検証システムの確立に向けた実現可能性の検証に関する研究」のグリーフケアについて担当。国際比較社会政策学修士。英国バース大学大学院「死と社会研究センター」・社会政策学博士課程に在籍し、ヤングアダルト期の死別の社会経済的影響を研究中。

丸山 美香(まるやま みか)
(新潟県立がんセンター新潟病院 看護部参事/ がん看護専門看護師)

◆ ポスターに込められたもの

四国こどもとおとなの医療センターのホスピタルアートディレクターを務められている森 合音(もり あいね)さんのお力をお借りし、リヴオン設立当初からのパートナーであるデザイナーの坂上 彰啓(さかがみ あきひろ)と共に制作をしました。森さんのファシリテーションのもと、主催する医療者、メンバーの一人ひとりの想い「こんな社会だったら…」という願いを聞いていきながら、その後に、それぞれに「涙のしずく」を描きました。集まったしずくと、医療者らの声をもとに、相談を重ねながら、できあがったのが今のポスターです。

「医療者はプロだから泣いてはいけない」と思ってきた方も多くいらっしゃるとは思いますが、自分の涙、痛み、グリーフ、感じていることを大切にすることは、目の前にいる患者さん、ご家族、そして一緒に働いている仲間を大切にすることに通じていきます。喪失がたくさん生まれる医療現場だからこそ、自らの、他者のグリーフを大事にできるような学びをみなさまと共にできれば幸いです。

【オンライン】 どう伝える?わたしの悩み~大腸がん患者さんとご家族のためのオンラインセミナー ~

「どう伝える?わたしの悩み~大腸がん患者さんとご家族のためのオンラインセミナー~」を武田薬品工業株式会社と共催で2024年3月3日(日)に開催いたしました。110名以上の方にご参加いただき、患者と医療者がよりよいコミュニケーションを図るためのヒントが得られるセミナーとなりました。
■ 当日のアーカイブ動画を公開いたしました。

開催日:2024年3月3日(日) 11:00~12:00

【プログラム】

総合司会:中井 美穂さん(フリーアナウンサー/キャンサーネットジャパン理事)

11:00-11:15 大腸がんのお話

谷口 浩也 先生
(愛知県がんセンター 薬物療法部 医長)

11:15-11:50 パネルディスカッション~どう伝える?私の悩み~
11:50-12:00 Q&Aセッション

谷口 浩也 先生
(愛知県がんセンター 薬物療法部 医長)

山口 育子 さん
(認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長)

 

【登壇者プロフィール】

谷口 浩也 先生

(愛知県がんセンター 薬物療法部 医長)

【専門領域】
消化管腫瘍学、腫瘍内科学、トランスレーショナルリサーチ
【略歴】
2002年3月 京都府立医科大学 卒業
2002年4月 京都府立医科大学 消化器・血液内科(旧第三内科)
2003年4月 朝日大学歯学部附属村上記念病院 消化器内科
2006年4月 京都府立医科大学 消化器内科
2009年3月 学位取得
2009年4月 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科
2012年4月 愛知県がんセンター中央病院 薬物療法部
2018年7月 国立がん研究センター東病院 消化管内科
2019年4月 トランスレーショナルリサーチ支援室室長(併任)
2021年5月 愛知県がんセンター 薬物療法部 医長
【所属学会、専門医】
日本内科学会 専門医
日本消化器病学会 専門医、指導医
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医、評議員
日本癌学会 評議員
・大腸がん診療における遺伝子関連検査等のガイダンス 第4版 作成委員
・Pan-Asia adapted ESMO consensus guidelines for metastatic colorectal cancer, early colon cancer 作成委員
・大腸癌診療ガイドライン 医師用 2019年版 ガイドライン 作成委員
米国臨床腫瘍学会(ASCO)、欧州臨床腫瘍学会(ESMO) Active member

山口 育子 さん

(認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長)

1965年大阪市生まれ。自らの患者体験から、患者の自立と主体的な医療への参加の必要性を痛感していた1991年11月COMLと出合う。活動趣旨に共感し、1992年2月にCOMLのスタッフとなり、相談、編集、渉外などを担当。2002年4月に法人化したNPO法人ささえあい医療人権センターCOMLの専務理事兼事務局長を経て、2011年8月理事長に就任。社会保障審議会医療部会をはじめとする数多くの厚生労働省審議会・検討会の委員を務めている。2018年6月20日に『賢い患者』(岩波新書)刊行。広島大学歯学部客員教授。ラジオNIKKEI「賢い患者になろう!」パーソナリティ(毎月第4金曜17:20~17:40)。

中井 美穂さん

(フリーアナウンサー/キャンサーネットジャパン理事)

87年日本大学芸術学部を卒業後、フジテレビに入社。アナウンサーとして「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」など多くの番組に出演し人気をあつめる。95年フジテレビ退社。97年から22年まで「世界陸上」(TBS)のメインキャスターを務める。現在はTV番組の出演のほか、イベントの司会、映画・演劇のコラム、動画配信番組、クラッシックコンサートのナビゲーター、朗読など幅広く活躍している。 2011年よりNPO法人キャンサーネットジャパンの活動に協力、2018年理事に就任。がん啓発のイベント・市民公開講座の司会などの活動もしている。2020年6月より新国立劇場の理事を務めている。

本セミナーは、Zoomウェビナーを使用いたします。