NPO法人キャンサーネットジャパン > イベント情報 > オンラインセミナー【医療従事者向け】がん患者さんの障害年金について~医療現場におけるサポート

オンラインセミナー【医療従事者向け】がん患者さんの障害年金について~医療現場におけるサポート

 働くことや日常生活を送ることが難しいがん患者さんが障害年金を受給できれば、経済的な支えとなります。しかし、障害年金の制度は複雑で、診断書を作成するのもとても煩雑だと言われています。
 このセミナーでは、医療従事者の方々を対象に、がん患者さんの障害年金請求について事例をあげてわかりやすく解説いただきます。
 また、キャンサーネットジャパンが制作した医師向けのがん患者さんの障害年金診断書作成ガイドブックもご紹介いたします。

本セミナーは、ファイザー株式会社による医学教育プロジェクト「急性白血病(Acute Leukemia)の治療環境向上」の助成を受けて行っています。

開催日:2024年6月18日(火) 19:00~20:00

【対象者】 障害年金請求にかかわる医療従事者(医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、メディカルクラーク、社会福祉士など)

【参加費】 無料

【プログラム】

19:00-19:20 もっと知ってほしい がん患者さんの障害年金請求への支援のこと

川崎 由華 氏
(一般社団法人がんライフアドバイザー協会 代表理事)

【講演内容】がん患者さんの障害年金請求において医療現場での支援や院内連携は重要です。医療従事者に知ってもらいたい障害年金の制度概要や診断書などの書類作成、がんでの障害年金請求のポイントなどをお伝えします。

19:20-19:40 血液・AYA世代がん患者さんの障害年金受給のポイント

多田 雄真 先生
(大阪国際がんセンター 血液内科/AYA世代サポートチーム 診療主任)

【講演内容】経済的な課題を抱える血液・AYA世代がん患者さんにとって、障害年金は生活や治療の支えとなり得ます。今回、血液がん患者さん、AYA世代のがん患者さんが障害年金の受給につながった事例を通して申請のポイントなどお話しいたします。

19:40-20:00 Q&Aセッション


 

【登壇者プロフィール】

多田 雄真 先生

(大阪国際がんセンター 血液内科/AYA世代サポートチーム 診療主任)

大阪国際がんセンター血液内科で造血幹細胞移植を中心とした血液悪性疾患の治療や多職種チームでのケアにあたっています。並行して院内のAYA世代サポートチームを主催したり、大阪府がん対策推進委員会小児・AYA世代がん対策部会委員、AYA week実行委員を務めるなどAYA世代のケアの充実や社会啓発にも取り組んでいます。

川崎 由華 氏

(一般社団法人がんライフアドバイザー協会 代表理事)

がん診療連携拠点病院でお金と仕事の専門家として相談員を務めながら、がん患者とその家族のお金や仕事の相談を受ける医療・介護従事者づくりの法人を設立、運営しています。医療関連学会での発表を重ねる他、お金や仕事の問題といった社会的苦痛の緩和も治療の一貫として考えていく重要性を、講演や雑誌、ラジオなどメディアを通じて全国の医療従事者や市民に向けて伝えています。保有資格は社会福祉士、CFPⓇなど。 

本セミナーは、Zoomウェビナーを使用いたします。

※お申し込みの前に、オンラインイベントポリシーを必ずお読みください