急性骨髄性白血病の検査
Q.どのような検査で急性骨髄性白血病(AML)と診断されるのですか
A.AMLの確定診断は、血液検査と骨髄検査の結果に基づいて行われます。骨髄検査は病型や治療方針を決めるうえで必須の検査です。
合併症の有無を確認するために、CT検査などの画像検査をすることもあります。
AMLが疑われるときには、血液検査と骨髄検査を行います(図表3)。
血液検査では、赤血球、白血球、血小板の数、白血球の中の好中球・リンパ球・単球・ 好酸球・好塩基球の割合(白血球分画)などを調べます。AMLの場合、白血球数の異常(増える場合も減る場合もある)、赤血球と血小板の減少がみられるのが特徴です。
最終的には、骨髄液を吸引する骨髄穿刺、骨髄の組織を採取する骨髄生検などの骨髄検査と合わせて確定診断をします。骨髄検査は、AMLの診断に必須の検査で、骨髄中の細胞の数や種類、遺伝子と染色体の異常の有無や種類を確認します。なお、遺伝子と染色体の検査は血液検査で採取した血液(末梢血)を用いて行う場合もあります。
骨髄の中に骨髄系の未分化な白血病細胞が増殖しているとAMLと診断されます。遺伝子と染色体の異常の有無や種類を確認することは、AMLの分類や予後(治療の見通し) を知り、治療法を選択するうえで重要です。
肝臓や脾臓などの異常、合併症の有無などを確認するために、CT検査や超音波(エコー) 検査などによる画像診断が行われることもあります。
血液検査と骨髄検査は、治療効果の判定、再発の有無などを調べるために、治療開始後も定期的に行われます。
参考資料
もっと知ってほしい急性骨髄性白血病のこと 2024年版, p.6


