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聞いておきたいこと、伝えておきたいこと

最適な治療法を納得して選ぶために聞いておきたいこと、伝えておきたいこと

治療方針を決めるためには、病気や病状について理解し、自分の想いや価値観を伝え、自分の情報を医療者と共有しておくことが大切です。あなたの状況や気持ちが変わったら、その都度、何度でも伝えましょう。


医療者に聞いておきたいこと

□ がんの病期(ステージ)
□ リスク分類
□ 病理検査の結果
□ リンパ節やほかの部位への広がりの有無
□ 治療の選択肢
□ 各治療法の長所・短所(治療の効果、かかる期間、費用など)
□ 治療に伴う合併症・副作用(長期間続くものや後から出現するものも含めて)
□ 日常生活(食事、仕事、家事、育児、介護)への治療の影響
□ 生殖機能への影響と対策
□ 参加できる臨床試験
□ 医療上の問題が起こったときの相談先
□ 経済的な不安があるときの相談先
□ 自分や家族が精神的サポートを受けたいときの相談先
□ そのほかに知っておくべきこと

自分に関して伝えておきたいこと

□ 今の気持ち(不安や心配なことなど)
□ 就いている仕事や今後就きたい仕事
□ 今後、子どもをほしいかどうか
□ 経済的な状況
□ 治療の副作用の中で特に避けたいと感じるもの
□ 副作用が強い場合に治療を継続するかどうか
□ 自分の人生で大事にしていること
□ 医療者以外で、自分の希望や意思を知っておいてほしい人はだれか、大事なことを相談できる人はだれか
□ セカンドオピニオンの希望
□ 治療が終わった後の主な生活の場所

患者と医療者が話し合いながら治療方針を決める
シェアード・ディシジョン・メイキング
(協働意思決定:Shared Decision Making:SDM)

 シェアード・ディシジョン・メイキング(協働意思決定)は、医療者と患者さんが情報を共有し、話し合いながら最適な治療方針を選択する重要なプロセスです。がん治療においては、特に複数の選択肢がある場合に、シェアード・ディシジョン・メイキングが重視されるようになってきています。

 医療者は、治療の選択肢やその長所と短所などの情報をわかりやすく患者さんに提供し、患者さんは、自分にとって大事なことや優先すべきことを医療者に伝え、相談しながら一緒に意思決定を行います。

 上記の「医療者に聞いておきたいこと」「自分に関して伝えておきたいこと」の項目を参考に話し合い、あなた自身が納得できる治療方針を選択してください。

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