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DLBCLの病期(ステージ)

Q.病期(ステージ)について教えてください

A.DLBCLは、リンパ腫の広がり方によって、Ⅰ~Ⅳ期まで4段階の病期に分けられます。また、年齢や病期などの予後因子から治療効果を予測する国際予後指標(IPI)は、治療方針を決める際に重要な指標です。


 病期(ステージ)は、病気の広がりと進行の程度を表す指標です。DLBCLの病期は、Ⅰ~Ⅳ期の4段階に分かれており、数字が小さいほど、リンパ腫の病変がある場所が限られていることを示します。

 以前は、主にCT検査の結果に基づいて病期を判定していましたが、近年、より精密にリンパ腫の分布を調べられるPET-CT検査の結果から判定することが多くなっています。

 CT検査の結果による病期分類はAnnArbor(アン・アーバー)分類、PET-CT検査による病期分類はLugano(ルガノ)分類と呼ばれますが、基本的な考え方は同じです。

 リンパ節の病変が1つの領域に限局していればⅠ期、2か所以上あっても横隔膜を境に上か下のどちらかのみならⅡ期、横隔膜を境に上下どちらにもある場合にはⅢ期です。Ⅳ期は、リンパ節病変に加えて、それとは連続していないリンパ外臓器にも病変が広がっている状態です(図表4)。

 Ⅰ期とⅡ期を限局期、Ⅲ期とⅣ期を進行期と呼びます。DLBCLは全身療法である薬物療法がよく効く病気であり、Ⅳ期であっても、薬物療法が奏効すれば治癒が可能です。

 ただし、国際予後指標(IPI)によって、治療法の選択肢が変わることがあります。また、「低リスク」の場合、薬物療法の回数を減らすようになってきています。IPIは、年齢、血清LDHの数値、身体活動度(PS:パフォーマンスステータス)、病期、節外病変数という5つの予後不良(リスク)因子の数によって判定します(図表5)。

 最適な治療法を受けるためにも、自分の病期とIPIスコアを知っておくことが大切です。

DLBCL冊子図4
DLBCL冊子図5

参考資料

もっと知ってほしいびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)のこと 2026年版, p.6

BOOKLETびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に関する冊子