赤ちゃんはどうやってできるの?

赤ちゃんができる妊娠のしくみの一つに性交(セックス)があります。
セックスをしたいなぁと思うと、ペニスがかたく大きくなってきて、勃起します。すると、腟に入りやすくなります。同じように腟もぬれてきて、ペニスが入りやすくなります。ペニスが腟の中で射精すると、何億個もの精子が送り込まれますが、卵子のいる卵管までたどり着けるのは100個くらい、卵子の中に入ることができて結合できるのはたった1個です。ほとんどの精子が卵子に出会う前に死んでしまうだけでなく、卵子が卵巣から出されて子宮に向かうタイミングであることも必要です。

何億分の1の奇跡で出会った精子と卵子が結合すると、受精卵という赤ちゃんの卵になります。受精卵になった卵が子宮の中のまくに居場所を見つけることを着床といいます。着床して初めて、妊娠が成立します。着床した受精卵は、子宮の中でお母さんのからだから栄養をもらって、胎児へと育っていきます。このように、新しいいのちである赤ちゃんはたくさんの道のりを経て生まれてくる、かけがえのない存在です。

一方で、射精、月経があるようになると、妊娠ができるようになります。つまり、たった1回のセックスでも妊娠の可能性があるということです。


出典:小冊子『もっと知ってほしい からだのこと性のこと』より転載
監修:北村 邦夫 (一般社団法人日本家族計画協会理事長 産婦人科医)
三浦 絵莉子(聖路加国際病院こども医療支援室チャイルド・ライフ・スペシャリスト)

※性教育の小冊子は無料でダウンロードが可能です。