トランスジェンダーとがん

自分の性的指向、性自認については、あえて医療従事者に伝える必要はありません。ただし、トランスジェンダーでホルモン薬による治療を受けている場合には、それががん治療に影響しないかどうか確認することが大切です。がん種によっては、がんの治療のために、性自認と出生時に割り当てられた性の不一致を和らげるためのホルモン療法を中断、中止しなければならない場合があります。どういう選択をするかは、担当医とよく話し合って決めることが重要になります。今後、性別不合の治療をしようと考えている場合にも、その開始時期については、がんの担当医、あるいはトランスジェンダー外来などで相談しましょう。

参考文献・参考サイト

順天堂医院のSOGIへの取り組み

 

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