痛みをがまんしないこと

痛みはがまんせず、すぐに訴えましょう

身体的な痛みは、がんの進行に伴うもの、治療の合併症や副作用によるもの、便秘など消化器症状によるもの、また不安や抑うつなど精神的要因によるものなど様々な要因が重なって生じます。痛みがあると日常生活レベルが低下し、不安、抑うつも出現します。

まずは身体の痛みをしっかり取り除いてもらいましょう。それには「痛い」と感じたら、素直に医療者や家族に訴えることが大切です。最近は、心と体の苦痛を取り除くスペシャリストの緩和ケアチームがいる病院も増えてきています。

参考資料

  • 明智龍男:がんとこころのケア,pp.178-183,日本放送出版協会,東京,2003