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治療前にできること

1. 脱毛が始まる前にあわてずに準備
2. 髪だけでなく爪や眉などもケアも大切

治療前の情報収集

脱毛期間をより快適に過ごすために

髪は体調の安定している治療前に、あらかじめ短めにしておきましょう。シャンプー時の抜け毛の量も減りますので、精神的なダメージも軽減されます。
医療用かつらを検討される方は、この時期にパンフやカタログを集めたり試着をしておくと、急に脱毛が始まってもあわてずに済みます。気をつけたいのはサイズ。髪のある無しで、数センチの差が出ることもあります。
全頭脱毛か部分的に脱毛するのかでも違ってきますので、ワンサイズは小さいもの、そして髪の状況で調節できるタイプにしておくと、髪が戻ってきたときでも安心です。
もし、オーダーされるのであれば製作日数がメーカーによって違いますので、カタログを取り寄せるついでに聞いておきましょう。40日から60日くらいのところが多いようです。そして、型取りの時にはこれから脱毛するのでと一言伝えましょう。より快適に過ごせるような仕様の提案をしてもらえるはずです。
つけ毛や帽子も、実際にどのようなものがあるか、見ておくとよいでしょう。

治療中は髪以外のケアも

治療が始まると傷が治りにくくなります。シャンプーの時などほんの少し頭皮をひっかいても、傷になったり、シャンプー剤が沁みたりすることがあります。爪を短くしておくことも大切なケアの一つです。
また、眉やまつ毛、体毛まで抜けることもあります。まゆペンや、立体感を出せるファイバーの入ったアイブロウパウダー、つけまつ毛の準備もしておきましょう。いきなり上手に書いたりつけたりはできないので、体調の良い時に試しておくと安心です。つけまつ毛のグルーは、ついているものが肌にあわない時は二重瞼用ののりが良いと経験者の方にお聞きしました。

公開日:2013年9月14日 最終更新日:2013年10月4日
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