治療中

外来で化学療法を受けることになりました。帰宅後は吐き気で何も手につかないとよく耳にしますが、とても不安です。

抗がん剤による治療は副作用の怖さだけが先行してしまいがちですが、最近では、制吐薬の開発が進み、抗がん剤による吐き気をかなり予防できるようになってきました。事前に副作用の内容や出現時期、そして副作用から解放される時期を知ることで、心の負担がかなり軽くなります。

抗がん剤による治療は再発予防や腫瘍の縮小に効果が期待できる大切な治療です。不安な点があれば主治医や担当看護師に相談してみてください。

参考資料

  • 明智龍男:がんとこころのケア,pp.58-60,日本放送出版協会,東京,2003
  • 日経メディカル編集:がん患者さんの心と体の悩み解決ガイド,pp.27-29,日経BP社,東京,2007
  • 大西秀樹、田中明子、仲沢経夫、平原史樹、小阪憲司:抗がん剤使用後の予期性嘔吐に対してalprazolamが奏効した2症例. 精神医学 41:433-436,1999.
  • 一般社団法人日本癌治療学会編:制吐薬適正使用ガイドライン 2010年5月【第1版】,pp.25-31,金原出版,東京,2010

知人からがんに効くという健康食品を勧められました。試したいのですが、高額のため迷っています。

がん患者さんとご家族にとって、がんに効くといわれる健康食品や民間療法は非常に興味があると思います。「がんが消えた!」、「○○先生推奨」などの宣伝文句は、不安の真っただ中にいる患者さんにとって、唯一の希望のように見えてきます。もし、健康食品や民間療法を勧められたときは、下のチェック表で信憑性を確かめてください。また、厚生労働省の研究班がまとめた「がんの補完代替医療ガイドブック(第2版)」では、健康食品や民間療法に関する情報を提供しています。下のサイトからダウンロードして参考にしてください。

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がんの補完代替医療ガイドブックダウンロード先

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