非公開: NPOとIPO

こんにちは。

スタッフSです。

NPOには特定非営利活動法人(NPO)と認定特定非営利活動法人(認定NPO)の2つがあります。名前だけみると認定がつくか、もしくはついていないか、の違いですが、ここには大きな違いがあります。

所轄庁への届け出をし受理される→認証=NPO

所轄庁へ認証された後、再度一定の条件をもとに申請をし受理される→認定=認定NPO

この認定条件の1つに経理を含め組織の適正な運営がなされていること、も含まれています。

スタッフSは、この組織の適正な運営はどこまで求められるのか、と常々考えていました。もちろん不正をしていない、きちっとした管理がされているものをはかるべくNPOの認定基準は設置されていますが、この認定NPOの基準を超えて各NPOがもっと情報公開していくことが、NPOをより理解してもらうための努力として必要なのではないか、ということです。

あくまでスタッフSの私見であり組織の考えではありませんが・・・

この情報公開を進めるということは、良い面と悪い面があります。株式会社でたとえるとプライベートカンパニーとIPO企業の違いのようなものでしょうか。

IPOのメリットとして、信用力、社会的知名度の向上、これにより資金調達がしやすくなる、優秀な人材がNPOに流れてくる等また、内部統制が整備されるからより強固な組織になる等ことが考えられます。一方IPOデメリットとして、管理の負担、それに伴うコスト増、社会的責任の拡大等。NPOとしてみると社会的責任の増加というのはもともと付随しているのでデメリット増ではないですが、小さな組織は内部組織の体制を整えるほどの体力もなく、難しいのが現状です。

どちらが良いかという話ではなく、適宜自分の団体にあった運営をし、余力の出てきた団体はNPOというプラットフォームの底上げのために、IPO企業に匹敵するような内部統制を整えて貢献していくことがも必要なのではないでしょうか。IPOをした企業の担当者はよくIPOにより内部体制が整ったことが実りとして一番大きい、と聞きます。内部体制を整えるには株式会社であろうがNPOであろうが一緒。個人経営から組織的な経営へ変えていくため、様々な内部的な葛藤もあるのが現実。それを乗り越えてNPOが広く認知されるにはそれを1つずつクリアしていく努力がもとめられるのではないでしょうか。

では!

 

 

公開日:2012年8月28日 最終更新日:2016年1月22日