非公開: もっと知ってほしい「がんと恋愛・結婚のこと」

急に夏のような気候になった大阪より

昨日のセミナーの様子をご報告致しますね。

今回のテーマはがんと恋愛・結婚のことについてです。

まず初めにDr.Kusuki  にご講演いただきました。

患者さんの中には、小児がんを患っていらっしゃる方もおられます。

”がん”は年代にも環境にもよってそれぞれ多種多様な悩みをもたらします。

小児がんは今や、約7割の患者さんが治られるようになったそうです。

でも、がんを克服しても普段の生活を送るなかで、クリアしなければいけない問題は残ります。

その一つに、恋愛・結婚・出産のことが浮上してきますよね。

病を治せばそれで終わりではありません。

抗がん剤一つにとっても将来、子供を持てない可能性がある事も踏まえて、

治療を受けるケースも出てきます。

今後の事を考えると、治療そのものを考え直す方も出て来られるのではないでしょうか。

恋愛にしても結婚へと繋がっていく場合は、相手の人は勿論のこと、

その家族にも影響を与える場合もありますよね。

トークセッションでは、20代で罹患されたお二方にもご登壇いただきました。

また、罹患する年齢が低ければ低いほど、親御さんが関与しなければいけない事も

多くなるのではないでしょうか。

ある程度の年齢なら、自分自身で完結出来る事もそうはいかなくなります・・・。

告知をする時、または病状について話をする時、大人でも事実を聞き入れられるひと、

そうでない人がいますよね。

では、子供ならどう判断して話をするのでしょうか。

ドクターと親の前では、違う顔を見せる子供さんもいます。

本音はどちらの前で出せるのでしょうか。

そしてまた、一つ課題が上がります。

親御さんが伝えるか否かの判断をする場合、思っていたのと逆の結果が出た場合など、

今度は親御さんが精神的ダメージを受ける事にはならないでしょうか。

こういう時、一体誰がサポートするのでしょうか?

また、心の問題が取り残されている様な気が致しました。

今や2人に1人が癌に罹る時代です。

決して特別な事ではないはずなのに・・・。

患者以外の人も皆が自分の事として真剣に考えれば、

結婚・恋愛に関しても、考え方や見方も変わるのではないでしょうか。

また、そうである世の中であってほしいと願っております。

”がん”になっても、その人自身は変わらないのですから。

 

 

 

公開日:2012年5月23日 最終更新日:2016年1月22日