非公開: 参考になります!

MAYUMI MAYUMI
投稿日:2014年7月25日

梅雨明けと共に朝の挨拶が”暑いね~”から始まる大阪事務局です。

そして今日の最高気温は何と37℃まで上昇するとか・・・まだ7月だと言うのにこれからどうなる事やら

ところで今月の上旬に日本乳癌学会学術集会が開催されましたが同時に、患者さんのための「乳がん診療ガイドライン2014年版」が刊行されました。

2006年に初版が発刊されてから今回が3度目の改訂版になります。先回は2012年版でしたので2年での改訂となります。やはり、それだけ早く刷新する必要性があるからでしょう。

という事は内容の方も今まで取り上げられなかった項目も新たに増えていたりもする分けです。内容量も増えていますがQ&A形式で各、領域について書かれていますので分かりやすいのではないかと思います。

検診の項目から始まり放射線や薬物療法などの治療に関することは勿論のこと、それに伴う後遺症や副作用、また臨床試験や保険の適用範囲が広がった乳房再建についてまで幅広く取り上げられています。(セミナーに時によく質問に出てくる食品の事や健康食品の項目もありますよ!)

そして治療そのものだけではなく、術後も乳がんと長く付き合っていく中で、心のケアや経済的な事もとても大切になってきますが、こちらもきちんと取り上げられています。

表紙もカラフルですが中身も各、項目ごとに色分けされていて、とても読みやすいですよ。

初版が発刊された時に私自身が便利だなぁと思ったのは、使用される薬剤の一覧表が載っていた事です。結構な速さで新薬が出たりもしますが、治療がひと段落ついたりすると少し現場から離れた様な感じになりませんか?或いは新薬はすぐに頭に記憶されても以前からあった薬品名が薄れてきたり・・・。

実は私は薬物療法をした事がないので、薬品名を何度も聞くうちに自然と憶える事は出来ますが今ひとつピンとこない事もあったり・・・。欲を言うならサンプルの写真も載せて戴ければ有難いのですが。実際に服用されている患者さんから「錠剤が大きくて飲みにくいのよ・・・。」という声を聞いた事があったので。

患者さんの中で「これではもの足りない!」と思う方は是非、医療関係者向けのガイドラインもご覧になられては如何でしょうか。(乳癌学会の時にもドクターがおっしゃっておられましたよ!)

診療ガイドラインはあくまで学会としての科学的根拠に基づいた標準治療の指針をだしているに過ぎないと思います。「がん」と一口に言っても人それぞれに皆、タイプも違いますよね。だから例に当てはまらない人も沢山おられると思います。

疑問に思った事や納得のいかない事があれば主治医に聞いたり、よく相談して自身がきちんと理解し納得した治療を受ける事がとても大切なのではないでしょうか。